まるでミニチュアのようなテガララン・ライステラス(棚田)
ウブドからおよそ8kmほど北へ向かうとテガラランという小さな村があり、バリで最も有名で美しいライステラス(棚田)を見ることができます。
バリではお米が主食なので、バリ島で見かける農地と言えば田んぼがメイン。山間部が多く平野の少ないバリ島では山を切り崩して田んぼとしたライステラスがあちらこちらにあります。
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フォトジェニックな棚田
テガラランで見ることができるのは広大なライステラスではなく、まるでミニチュアかのようにコンパクトで可愛い雰囲気のライステラスです。
このコンパクトにまとまった箱庭のような美しいライステラスは撮影するのにちょうど良いサイズで、観光客はもとより世界中の写真愛好家を魅了してやみません。
遊歩道を歩こう
ライステラスのあぜ道はそのまま遊歩道になっており田んぼの中を散策することができます。雨上がりのあぜ道はかなりぬかるんでいるので足元に十分注意してください。
また観光化されていますが大切な農地でもあるので、あぜ道以外は踏み込まないように気をつけて歩くようにしましょう。
ニョキニョキと生える南国の木々と田んぼの組み合わせは日本で見る棚田とまるで雰囲気が違います。現地の方には当たり前のこの風景も、日本人にはなんともミスマッチでよりいっそう非日常的な魅力を際立たせています。
食事をしながら棚田を眺める
テガラランを取り囲む沿道にはお土産屋さんのほかカフェやレストランが数多く立ち並んでいます。どのお店もオープンテラスとなっているので、ゆったりとライステラスの豊かな緑を眺めながらお茶や食事を楽しむことができます。
さっと記念撮影だけして立ち去るのにはあまりにももったいない景色。時間に余裕があれば時が止まったかのような南国の原風景にのんびり身をおいてみてはいかがでしょうか。普段の生活に使われているライステラスですので年中無休で見学可能です。
ガッカリする可能性もあり
ライステラスは訪れた時期によってはガッカリしてしまうかもしれません。インドネシアは常夏の国ですので二期作や三期作がおこなわれています。ですので日本のようにどこも6〜7月頃が一番青々としているとは限りません。
またバリ島内でも田植えのタイミングが違うので場所によって緑が美しい時期も異なります。事前に旅行会社等に確認しておけばガッカリ確率は減らすことができるでしょう。
テガラランの行き方
ウブドから車のチャーターで15〜20分。キンタマーニ高原に向かう途中にあるので観光コースに組み入れやすいです。
写真を撮るのであれば午前中は逆光になるので、先にキンタマーニ高原に向かい午後からテガラランに寄るのが良いかもしれません。
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