タイでもっともフォトジェニックな寺院 ワット・パクナム
タイでもっともフォトジェニックな寺院と言えるのがワット・パクナム。
ワット・パクナムはアユタヤ王朝時代に建立された由緒ある寺院です。敷地は広く境内には僧侶の寄宿舎などが建ち並んでいます。
スポンサーリンク
仏舎利奉安塔
みなさんが見たいあの場所はワット・パクナム内の大仏塔5階にある「仏舎利奉安塔」です。
入口から大仏塔へ
タクシーで来るとこの辺りで降ろされます。正面の通路を進んで行きましょう。
日本語の案内があるので矢印に従って進んで行きましょう。入り口からそれほど距離はありません。
入口からゆっくり2〜3分歩いて来ると大仏塔に到着します。
2012年に完成した大仏塔は全て大理石でできており高さは80mあるそうです。ワット・アルンの大仏塔が75mなのでそれよりも高いんですね。
土足厳禁なので階段に上がる前に必ず靴を脱ぎましょう。また服装はタンクトップやミニスカートのような過度に露出度が高いものはNGです。Tシャツやロングスカートであれば問題ありません。
大仏塔の拝観時間は8:00〜18:00まで、拝観料は無料です。午後からは団体客が押し寄せるのでなるべく早い時間の訪問をおすすめします。
階段を登って行くと「静かにしてください」の看板がありました。
とてもフォトジェニックな寺院ですがタイの方にとっては神聖な場所です。写真を撮る際には騒いだり寝転んだりしないようにしましょう。足の裏を仏像に見せるのは冒涜行為です。
いよいよ大仏塔5階へ
他の階は飛ばしてまずは5階に直行しましょう。
いよいよ天井画のあるエメラルド色のガラスでできた仏舎利奉安塔とご対面です。4本ある金色の柱には触れないようにしてください。
ドーム型の天井画はCGかプラネタリウムのような感じです。まるで宇宙を見上げているようで世界観はサイケデリックそのもの。
神秘的な配色や図柄は眺めているだけで瞑想状態に入って行くような不思議な感覚を覚えます。
天井画の縁は二十八仏陀で囲まれています。
仏陀の生涯を表したもので、菩提樹の下で悟りを開こうとするブッダと、それを邪魔する煩悩の化身マーラが描かれています。
台座はガラスでできた美しい80頭の竜が取り囲んでいます。
クラシックな所蔵品
最大の見所は大仏塔の5階でしたが1階〜4階も見所はあります。せっかくですのでお時間のある方は立ち寄ってみてください。
4階は新たな座禅・瞑想法を説いた高僧ルアンポーソッドの仏像があります。タイ国内に大きな影響力を持っていた人物で、大仏塔はルアンポーソッドの帰依を表す象徴的な場所なのだそうです。
3階は数多くの仏像が展示されている博物館になっています。
2階は儀式行事、会議、瞑想などを行う集会所となっています。
1階はタイ芸術、文化遺産などが展示されている博物館です。
クラシックカーやアンティーク家具なども展示されていました。
スポンサーリンク
怪しい寺院ワット・クンジャン
小川を隔て隣接している寺院がありますので、時間があればこちらも行ってみましょう。
大仏塔を出て左に曲がり少し進むと左手に露天の並ぶ小路があるので進んで行きましょう。
小路を進みまた左に曲がると橋が現れます。運河の向こう岸がワット・クンジャンです。大仏も大きくて立派そうですね。
て、あれ?なんか薄くない?ペラペラじゃない?
怪しい・・・。
涅槃仏なんて日曜の夜のサラリーマンみたいになってるし。
ヤック弱そうだし。泣きそうだし。
なんちゅう表情しとるんじゃ。
そうだ、あの大きくて立派な大仏は。
なんかドヤ顔・・・。
怪しい大仏が並ぶワット・クンジャンですが1827年建立の由緒ある寺院です。
ワット・パクナムが幻想的すぎてギャップがありましたが、ユニークな表情の大仏が多いのでまた違った意味でフォトジェニックなお寺と言えます。
ワットパクナムの行き方
BTSシーロム線のタラートプルー(Talat Phlu)駅、ウタカート(Wuttakat)駅のどちらかまで行き、そこからタクシーを利用するのが迷わず一番確実です。
どちらの駅からもワット・パクナムまでの距離は同じくらいで、所要時間は約10分、運賃は50バーツ前後です。
タラートプルー(Talat Phlu)駅はタクシーが拾いにくいです。3番出口が交通量が多く拾うチャンスは一番高いと思います。
ウタカート(Wuttakat)駅は1、2、4番出口から出るとすぐタクシーがすぐ拾えます。1、2番出口だとタクシーは多めですが遠回り、4番出口だとタクシーは少なめですが距離は短くなります。
タクシーは「ワット・パクナム」と言えばすぐ通じると思います。もし通じない場合はタイ語表記をドライバーに見せてください。
タイ語:วัดปากน้ำ ภาษีเจริญ(ワット・パクナム)
なお駅からワット・パクナムまでは2km弱でなので徒歩30分ほどで行くことも可能です。
この辺りはバンコク市街と違いローカルな雰囲気たっぷりです。のんびり街並みを楽しみたい方は歩いてみるのも良いかもしれません。
スポンサーリンク