台北101

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高さ509m!台北のランドマーク 台北101

 


 

高さ509.2mの「台北101」は台北のランドマークで台湾一高い高層ビル。東京スカイツリーは634mと100m以上高いのですがビルではなく電波塔です。なので高層ビルとしては日本のどのビルよりも高いことになります。

 

 

ビル名のとおり101階建てですが、高さはアンテナ部分を含むため101階部分は439.2mです。89階と91階には展望室を設けていて、それぞれ400mほどの高さから景色を楽しむことができます。



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台北101のモチーフ

 

 

ギザギザした独特の形状をした台北101は何がモチーフだと思いますか?

 

 

そのモチーフは「竹」です。竹はすくすくと真っすぐに伸び、成長の早さ、生命力の強さから日本でも中華圏でもとても縁起がよい植物とさています。

 

 

また27階から101階までは8階ごとに8つの節があり、この節がギザギザに見えるわけです。「8(パ)」はお金が貯まるという意味の「發財(ファッツァイ)」に発音が近いことから中華圏ではもっとも縁起のよい数字です。

 

 

このように縁起を担いで建てられた台北101が立地しているのは、台北でも風水的にもっとも良い気が流れる場所なのだとか。縁起と風水を駆使したこの高層ビルはまさに台北のシンボルなのです。

 

台北101展望台に行ってみよう

 

 

展望台の入口は台北101のショッピングモール内5階にあります。料金は大人600元、115cm以下の子供は無料。営業時間は9:00〜22:00(入場は21:15)まで。

 

 

 

エレベーターは超高速で毎分1010m(時速60.6km)のスピードで89階まで39秒で到達します。減圧機がついているのでこれだけ早く上昇しても気圧の変化で耳が痛くなりません。

 

89階屋内展望台

 

89階屋内展望台の高さは382mです。エレベーターを降りると明るいフロアが広がっています。

 

 

展望台から帰る時のエレベーターは89階から乗ることはできません。88階まで階段で降り、そこからエレベーターに乗ります。88階には珊瑚と宝石売り場があります。

 

 

 

360度ぐるりと一面ガラス張りでとても開放的。ガラスは透明ではないため写真は少し青みがかってしまいます。

 

91階屋外展望台

 

89階から91階へは階段でのぼります。屋外展望台の高さは390m。この高さで屋外だと怖そうな感じがしますが高い柵があるので危険はありません。

 

 

 

ガラスが無いので89階の展望台よりも景色がクリアです。正面奥に見えるオレンジ色の屋根は何だか分かりますか?正解は台北駅です。ずいぶん距離が離れているように感じますね。

 

 

 

屋外展望台はいつもオープンしているとは限りません。強風のなど天候が悪い日はクローズとなります。当日の状況は5階のチケット売り場で確認することができます。

 

マスダンパー

 

台北101のような高層建築物の最大の敵は地震ではなく「風」だそうです。特に台湾は台風が頻繁に通過するため強風対策はかかせません。

 

 

そのため87階から92階の吹き抜けにはチューンドマスダンパー(同調質量ダンパー)が設置されています。マスダンパーとは振り子と足元の油圧サスペンションを利用して揺れを共振させ振動を軽減さるシステムです。

 

 

振り子は厚さ12.5cmの鉄板を41枚重ねて球体状にしたもの。最大の直径幅は5.5m、重さは660トンもありサイズと重量とも世界最大なのだとか。

 

 

 

88階から見た油圧サスペンション部分です。マスダンパのおかげで、風による振動を計算上では40%ほど吸収することができるそうです。

 

 

マスダンパーは88階と89階の2ヶ所から見学することができます。

 

象山から台北101を見てみよう

 

 

台北市内のどこからでも見るこのできる台北101ですが、おすすめの鑑賞ポイントは象山です。

 

 

象山は台北101/世貿駅のひとつ先の象山駅から訪れることができます。台北101に登ったあとは象山から夜景を眺めてみてください。

 

台北101と市街を見渡す絶景スポット 象山



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台湾 台北

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