3倍速で願いが叶うピンクのガネーシャの行き方
願いを3倍の速さで叶えてくれるというピンクのガネーシャ。鮮やかで巨大な寝姿はインパクトがありとてもフォトジェニックです。
バンコク市内から西へ約80km、チャチュンサオ県にあるワット・サマン・ラタナラムにピンクのガネーシャはいます。観光には半日程度必要ですので時間に余裕があれば会いに行ってみましょう。
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目次
ピンクのガネーシャ
ピンクのガネーシャは願いを3倍のスピードで叶えてくれるという素敵なご利益があり、タイ人にも外国人にも大人気のパワースポットです。3倍速と言われたらお祈りに行かずにはいられませんよね。
ガネーシャはヒンドゥー教の神話に登場します。象の頭に4本の腕をもつガネーシャはあらゆる障害を取り除く神であり智慧の神でもあります。つまり商売繁盛、厄除け、学問などあらゆる願いを叶えてくれる万能の神様なんですよ。
バンコク市内の伊勢丹前にもガネーシャ祠がありますので訪れてみてください。
願いはネズミに伝える
願いはガネーシャに直接伝えるのではありません。ガネーシャの乗り物であり使いであるネズミに伝え、ネズミがガネーシャに伝言をしてくれます。
でもなんでネズミがガネーシャの乗り物なんでしょうか?ネズミはせわしなく動くため小さく臆病な心や欲望の象徴です。ガネシャーが乗ることでその揺れ動く感情や欲望を抑え込む力があること示しているのだそうです。
ちなみにガネーシャの牙は必ず片方が折れています。これは横切った蛇にネズミが驚きガネーシャを振り落としてしまったためなのだとか。振り落とされ牙まで折られたガネーシャはブチ切れです。
しかし怒りはネズミではなく蛇に向けられたみたいです。なのでガネーシャはネズミのことを「あのやろう・・・」なんて思っていません。ネズミの伝言をちゃんと聞いてくれるのでご安心を(笑)。
自分の誕生曜日を調べておこう
ピンクのガネーシャの足元、台座の周りには7色のカラフルなネズミ達がいます。この7色は誕生曜日の色を表しています。
タイではそれぞれの曜日ごとに色や守護神が決められていて、その色を身につけたり関連づけることで幸運がもたらされると信じられています。なので願い事は自分の誕生曜日の色のネズミに伝えます。
タイの人達は自分の誕生曜日を必ずと言っていいほど知っています。日本ではほとんど馴染みがないのであらかじめ調べておきましょう。
月曜日: 黄
火曜日: ピンク
水曜日: 緑(午前)・黒(午後)
木曜日: オレンジ
金曜日: 青
土曜日: 紫
日曜日: 赤
願いを伝える時は耳をふさぐ
願い事は反対側の耳をふさいでから伝えましょう。耳をふさいで願い事が外へ逃げて行くのを防いでいるそうです。
願い事を伝え終えたらお礼を忘れずにお賽銭を入れましょう。
金のネズミは金運アップ!
7色のネズミのほか、ガネーシャの正面には2匹の金のネズミがいます。
金のネズミはお金に関する願い事を聞いてくれます。金運アップの金のネズミは大人気で、7色のネズミの周りにはほとんど人がいないのに金のネズミは大行列でした(笑)。
人気すぎて行列はネズミの左右両側にできていました。両耳から2人が同時に願い事をする場合は耳をふさぐことができません。こんな時は願い事が逃げないようにお願いする必要もありそうですね。
ワット・サマンはテーマパーク
ワット・サマンの見所はピンクのガネーシャだけではありません。他にも巨大な像や色々な神様がいたりまるで寺院のテーマパークです。
観音菩薩かな?
阿修羅?
ハート形を作っている2体の龍です。テーマパークっぽい。
お坊さんたちが微動だにせず座禅を組んでいました。煩悩を捨て悟りを開くってこんな感じなのかな?すごいな、と思っていたら蝋人形でした。
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行き方と帰り方
ワット・サマンはバンコク市内から約80kmほど離れているのでBTSなどで気軽に行ける場所ではありません。
ツアーに参加する手段もありますが、自分で行く場合はロットゥーと呼ばれるワゴンかタクシーを利用することになります。
ロットゥーとソンテウで行く
ロットゥーとソンテウを乗り継いで行く方法がとにかく安上がりです。ロットゥーはワゴン車、ソンテウは小型トラックの荷台をベンチシートに改良した乗合バスのようなものです。
往復300バーツ弱で行けますので、とにかく交通費を安く済ませたい方や、移動も旅のうちという方にはおすすめです。
ただ難点は時間がかかり過ぎてしまうこと。場合によっては半日以上掛かってしまうこともあります。
東バスターミナル(エカマイ)へ
BTSエカマイ駅まで行き2番出口に向かいます。2番出口の階段を降りたらUターンし1〜2分ほど直進すると左手に東バスターミナル(エカマイ)が見えてきます。
まずはソンテウの乗り継ぎ場所のチャチュンサオバスターミナルに向かいます。チケッチ窓口は18番。「ピンクガネーシャ」と書いてあるのですぐにわかります。「がねーつゃ」、になってるけどね。
チケットを買った18番窓口の右側がバス乗り場への通路です。チャチュンサオバスターミナル行きは10番です。
これがロットゥー。5:30〜20:00まで30分おきに出発します。と言ってもあくまでも目安。客の集まり次第で前後することもあります。
チャチュンサオバスターミナルまでの所要時間は1〜2時間と運行状況によりかなり幅があります。
ソンテウに乗り換える
チャチュンサオバスターミナルでソンテウに乗り換えます。
ピンクのガネシャーの看板が立っていますので、その前に止まっているソンテウに乗りましょう。ソンテウは満席になり次第出発なので席が埋まるまで待たなくてはいけません。
チャチュンサオバスターミナルからワット・サマンまでの所要時間は30〜40分前後、運賃は30バーツで降車時にドライバーに手渡しします。
ソンテウの降車場所を覚えておこう
ソンテウの乗降地は同じなので、降りた時に場所を覚えておきましょう。
帰りのソンテウは11:20〜18:00まで30分おきの運行です。ルートは来た時と同じくチャチュンサオバスターミナルまで戻り、ロットゥーに乗り換え東バスターミナル(エカマイ)に向かいます。
東バスターミナル(エカマイ)行きのチケットは14番窓口で購入します。
タイ語のみで日本語や英語表記はありませんが「เอกมัย」がエカマイです。
タクシーで行く
タクシーで行く場合にはメーター利用ではなく、あらかじめ料金を決めてチャーターする形になります。値段交渉が必要になりますが、往復で1500バーツ前後が相場だと思います。
タクシーを利用すれば観光する時間を含めても半日あれば十分です。乗り換えがなくとにかく楽なので数人で行くのであればタクシーがおすすめです。
基本情報
参拝時間: 24時間
参拝料: 無料
タイ語表記: วัดสมานรัตนาราม
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