バンコクにあるタイで最も強力なパワースポット

2017年05月25日（木）

バンコクには数多くのパワースポットが存在しています。タイで最も強力といわれるパワースポットはバンコク中心部に集中しているので、BTSで簡単に訪れることができちゃいます。

特に訪れて欲しいのがどんな願いでもかなうというエラワン祠、恋愛成就のトリムルティ祠、商売繁盛や合格祈願のガネーシャ祠です。

エラワン祠（ブラフマー）

タイで最も強力なパワースポットといわれるのがエラワン祠。

エラワンとはインドラ神の乗り物である巨大な白象を指しますが、ここでは宇宙の創造を司るヒンドゥー教の神であり4面の顔を持つ「ブラフマー」が祀られいます。ブラフマーは仏法では「梵天」とされ、こちらの呼び名の方がピンとくる方が多いのではないでしょうか。

とにかくそのご利益は絶大で、商売繁盛、恋愛成就、家内安全、病気平穏とオールマイティ。叶えられない願いはないという程でタイで絶大な支持を得ている神様です。

エラワン祠の横では楽器の音に合わせてひっきりなしに踊りが披露されています。

これは願いが叶った際に奉納するもので、最強のご利益があるといわれるだけあって踊りがやむことはありません。わざわざタイ舞踊ツアーに行かずともここで何度でも見れちゃいます。

BTSチットロム（Chit Lom）駅下車。①②出口からしばらくスカイウォークを歩くと左手に見えてきます。

女子の絶対的支持を集めているのが恋愛成就の神様トリムルティです。トリムルティはブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の最強中の最強と言われる三神が一体となったとされ、もうとてつもなくご利益がありそうな神様です。

毎週木曜日の夜になると恋に悩める女性たちが辺りを埋め尽くすほど集まり熱心に祈りを捧げます。その理由は木曜の21時30分になると恋の願いを聞きにトリムルティが降臨されるとされているため。この時間にお祈りをすれば最もご利益があるという訳です。

お祈りの方法は見よう見まねで大丈夫です。

でもお祈りをするときは具体的な情報を神様に伝えること。自分と相手の名前や住所、どのような悩みでどうしたいのか事細かに伝えることが大切だそうです。

確かに祈りを捧げる女性たちを見ていると、お願いがぎっしり書かれた紙を持ちずいぶん長い時間をかけて伝えているようです。

「両思いになりたい！」「結婚したい！」だけでは、「相手誰？」「いつよ？」と神様も困ってしまうということでしょうか。

お祈りをする時には赤いお供え物をします。必須なものとしてまずは赤いバラそれぞれ9本。

そして赤い線香をそれぞれ9本。この2つのセットを三神のそれぞれに3本づつお供えしそれぞれに祈りを捧げます。

その他には赤いローソク。

そして謎の赤い飲み物。どうやらスームスックというタイ大手飲料メーカーが販売しているestPLAYのストロベリー味のようです。神様が飲みやすいようにフタは開けているみたいです。

バラや線香などは近くで売っているので用意して行く必要はありません。

BTSチットロム（Chit Lom）駅、またはサイアム（Siam）駅で下車。スカイウォークを3分ほど歩くと右手にセントラルワールドが見えてきます。祠はセントラルワールドの伊勢丹前に祀られています。

象の頭と4本の腕を持つガネーシャは商売の神様として知られますが、タイでは学問と芸術の神様として信仰されています。

トリムルティに赤色のバラをお供えするのに対し、ガネーシャには黄色のマリーゴールドを供えます。受験シーズンには合格を祈る人々が多く訪れるそうです。

トリムルティ祠の行き方とまったく同じです。ガネーシャはトリムルティと並んでセントラルワールドの伊勢丹前に祀られています。