プリア・ヴィヘア

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タイ国境の世界遺産プリア・ヴィヘアに行ってみた

 


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断崖絶壁にあるプリア・ヴィヘア寺院は2つの顔を持っています。

 

 

ひとつはアンコール遺跡群に続き2008年に指定されたカンボジアで2番目の世界遺産である寺院としての顔。もうひとつはタイとの国境の寺院としての顔です。



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ツアーでプリア・ヴィヘアへ

プリア・ヴィヘアはシェムリアップから北東に約150kmも離れており、とてもトゥクトゥクで行けるような距離でありません。そこで今回はツアーに参加してみました。

 

 

ツアーで使用するのはバンでシェムリアップの宿泊先ホテルまで迎えにきてくれます。そこからおよそ3〜4時間かけてプリア・ヴィヘアへ向かいます。

 

4WDに乗り換える

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シェムリアップからツアーのバンに揺られること約3時間。ようやくプレア・ヴィヘアへの入口となるチェックポイントに到着です。この時点ですでにクタクタ・・・。

 

 

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ここでチケットを購入しますが、パスポートが必要ですので忘れずに持っていきましょう。ちなみにタイ国籍の方はチケッを購入できないそうです。

 

 

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チケットを購入した後は4WDに乗り換え、正面に見えるダンレック山の頂上を目指します。

 

 

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坂道を走っているとなぜ4WDに乗り換えたのか実感できるほどの急な斜面をのぼっていきます。

 

 

ちょっと、というかかなり揺れるけど絶景で風がきもちいい!後ろのボックスシートはスリル満点ですが、怖い方は車内に乗せてもらいましょう。

 

ゲートから頂上へ山登り

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ゲートに到着です。ここで車を降り山登りが始まります。ゲートには軍人さんがウロウロ。実は4WDの運転手さんも軍人さんなんだそうです。

 

 

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山を少し登るとカンボジアの国旗と遺跡が見えてきました。遺跡は帰りに見るのでまずはひたすら頂上を目指します。坂道は結構急なので息があがります・・・。

 

カンボジアとタイの国境

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ひとつ向こうに見える山はタイになります。監視所のような建物があるのがわかります。

 

 

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ズームをしてみると建物にタイの国旗が掲げられているのがわかります。四方を海に囲まれた日本では見ることのできない景色ですね。

 

 

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今立っているこの場所は判決でカンボジアの領土と認められましたが、タイは不服としており今でも緊張状態が続いています、監視小屋から24時間体制で監視を続けているそうです。

 

断崖絶壁

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頂上に到着!高さ約600m。本当に断崖絶壁です。以前は崖の端まで行けたみたいですが、現在はロープが張られており端まで行くことはできませんでした。確かに危険ですからね。

 

 

写真中央の池の左下にポツンと緑色の屋根がありますがわかりますでしょうか。先ほど4WDに乗り換えたチェックポイントです。

 

プリア・ヴィヘア寺院

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さて、断崖から絶景ばかりが際立ってしまうプリア・ヴィヘアところですが、カンボジア平原を望む景色は世界遺産である寺院の一部でしかありません。行きは素通りしてしまいましたが、帰りは寺院自体もじっくりとみていきましょう。

 

 

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ヤショーヴァルマン一世によって建立された寺院のひとつであるプリア・ヴィヘアは、この辺境の地まで権力が及んでいることを誇示するかのように立派な造りとなっています。遺跡の修復は進んでおらず廃墟的ではありますが広大な敷地だったことがわかります。

 

 

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ヒンドゥー教の時代の寺院らしく、神話「乳海攪拌」のレリーフが残っていました。

 

シェムリアップへの帰路

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帰りは崖から見えた池のそばでバンが待っていてくれました。

 

 

さて、ここからま3時間ほどかけホテルに戻ります・・・。バンの中は皆熟睡でした。最後はきちんと宿泊先のホテルまで送ってくれます。



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カンボジア

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