香港への便数ナンバー1のLCC 香港エクスプレス
香港エクスプレスはその名のとおり香港をベースとするLCCですが、実は中国第4位の規模を持つ海南航空の子会社です。
ブランドカラーのパープルに尾翼には香港の摩天楼。CAさんの制服もブランドカラーのパープルと明るめのグレーが使われています。
香港便がひたすら多い
香港エクスプレスの強みは日本から香港への便数が多くとにかく利便性がよいこと。羽田・成田や関空はもちろんのこと、広島や石垣など地方空港にも積極的に路線を広げています。
羽田から香港は1日2便飛んでいますがこの時間帯がとても使いやすいんです。行きは羽田を1時頃出発の4時半頃着の便と、6時半頃出発の10時頃着の便。帰りは香港を18時頃出発の23時頃到着の便と、0時頃出発の便の5時頃到着の便。
仕事帰りにそのまま出発し日帰りの弾丸ツアーができたり、1泊2日にしても朝から夜までまるまる2日間遊べるなど、とにかく時間を有効に使えるダイヤになっています。
香港エクスプレスに乗ってみた
今回は香港から羽田までの夕方に出発する便に乗ってみました。
チェックインは1時間前までと他LCCより少し早めの締め切りなので気をつけてください。持ち込める手荷物は7kgまでと少なめなので詰め込み過ぎに注意です。
機内環境
シートは濃いめのグレーで都会的な印象を受けます。席は相変わらず狭いです。
香港エクスプレスを含め、外資系のエアラインは機内でエアコンを効かせ過ぎでとても寒いです。なぜあんなに冷やすのでしょうか?なので夏でも必ず上着を、可能であればひざ掛けも持っていくことを強くおすすめします。機内でブランケットを借りれますが有料です。
機内食
機内食にイチオシ?らしい「点心セット」を頼んでみました。写真とはちょっと違う・・・けど食べてみるとモチモチしてとっても美味しい。セットの烏龍茶がとても合いますね。ボリュームもありしかっかりお腹もふくれます。
食事を運んでくれたときにアンケートを頼まれましたが、「wifiがあれば利用しますか?」という質問がありました。需要があればきっとサービスのひとつになるでしょうから期待が膨らみます。
LCCは機内エンタメが何もなく本を読むか寝るくらいしかやるこがありません。短距離とはいえ3〜4時間のフライトですからやはり時間を持て余します。もちろん有料となるでしょうが、早くwifiをLCCのスタンダードサービスにして欲しいですね。
香港航空と共有の機材
香港エクスプレスは同じグループ会社である「香港航空」所有の機体の一部を共有で使用しています。そのためフライトに香港航空の機体が使用される場合があります。機体もシートも赤系で香港エクスプレスのカラーと全く違いますが、間違った飛行機に乗ってしまったと慌てないようにしましょう。
香港航空はLCCではなく、同じサイズの機体でありながら座席は1列少なくしているため、その分若干でありますが足元のスペースが広がっています。この機体に当たったら実はラッキーなんですよ。