首里城とセットで見てまわりたい金城町石畳道
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琉球王朝時代に首里城の守礼門付近から那覇港入口を守る屋良座森城まで続く真珠道(まだまみち)が造られました。
かつての真珠道は琉球石灰岩を敷き詰めた石畳の道が続いていましたが、現存している石畳は約300mの金城町石畳道だけです。
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場所とアクセス
金城町石畳道は首里城から近いため、首里城とセットで見てまわると効率的です。
・首里城で450年続いた琉球王国の歴史に浸ろう!見学コースガイド
守礼門の付近から金城町石畳道方面に続く道路があるのでまっすぐ進んで行きます。
横断歩道を渡り駐車場と公衆トイレの間にある道が真珠道入口になります。
真珠道は日本の道100選にも選ばれています。樹々が生い茂る涼しげな真珠道を下っていきます。
金城町石畳道
金城町石畳道は小高い丘に建つ首里城から下っていく急勾配が特徴。沿道の石垣と相まって琉球王国の城下町の風情が感じられる道です。
石畳道の周りは普通の民家ですので、住民の方の迷惑にならないように注意してください。また雨の日にはとても滑りやすくなります。道が濡れている場合は十分に気をつけて歩いてください。
しばらく坂を下ってくると少しひらけた場所にガジュマルが見えてきます。この辺りでちょうど中間地点あたりです。
ガジュマルの横には金城村屋という古民家を改装した休憩場がありトイレも完備されています。
近くに自動販売機があるので水分補給をしっかりして熱中症予防をしておきましょう。
畳敷きの休憩所はかなり広めです。疲れきったら横になって休むこともできます。
ここで休憩をして折り返して行く方も多くいます。気力体力がある方はさらに坂を下ってみましょう。
坂を下りきると金城石畳道入口の看板があります。本来はこちらが金城町石畳道の入口なんですね。
というわけでここで折り返します。急勾配の下り坂が上り坂に変わります。ここからが大変ですよ。
帰りはとにかく坂道がきつい。息があがります。写真からも勾配がいかにキツイかわかると思います。これに沖縄の暑さが加わるので相当疲れますよ。
ガジュマル横の休憩所まで戻ると体力は底を尽きていると思います。再び休憩をとり残りの上り坂をがんばりましょう。
石畳茶屋真珠
石畳茶屋真珠は豊見城市方面を眺める見晴らしのよいカフェ。首里城方面から真珠道に入り最初の坂の突き当たりにあります。
坂を下って折り返してきた場合、ガジュマル横の休憩所から首里城に戻る途中にあるのでまさにオアシスです。ヘトヘトに疲れた身体を休めるためにぜひ立ち寄ってみましょう。
メニューはスイーツのほかに沖縄そばやタコライスなどの食事もあります。
沖縄黒糖チーズケーキセットを注文。汗をたっぷりかいて塩分補給もしたいところですがついつい甘いものを頼んでしまいました。
セットのドリンクは店員さんに聞いたところなんでも大丈夫とのこと。というわけでマンゴージュースをお願いしました。
お会計を済ませると、「おみやげにどうぞ」とサーターアンダギーをいただきました。嬉しいサービスですね。
営業時間:
10:00〜17:00
定休日:
火曜日
支払方法:
現金のみ
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