スケールが大きい台湾4大仏教のひとつ彿光山
彿光山は世界におよそ300万人の信者を抱える台湾4大仏教のひとつ。総本山である彿光山寺は1967年に臨済宗第48代星雲大師によって創設開山されました。
辺鄙な荒山を切り開いて建立された彿光山は台湾南部最大の寺院となり、今では仏教の聖地として世界から公認されています。
彿光山紀念館
レストランやお土産屋さんが入る禮敬大廰から紀念館にまっすぐ成彿大道が続いており、長さはなんと240mもあるそうです。
成彿大道の両脇には八つの塔が建ち並んでいてシンメトリーが美しい。
8つの塔は仏教の八正道を象徴しており、それぞれ一教、二衆、三好、四給、五和、六度、七誠、八道と名付けられています。
塔は7層の同じ造りで高さは37m。飾りではなくいずれの塔も入ることができ、教室、休憩室、展示室など幅広い用途で使用されています。
手前は幅奥行きともに100mもある広大な菩薩広場です。奥は紀念堂で最上部には高さ108mの彿光大彿が構えています。
記念館から菩薩広場と成彿大道を眺めてみます。やっぱり広いですね。
彿光山寺
彿光山寺には本殿のほか学校や寄宿舎などの施設が多くあり信者の姿が多く見られます。
大雄寳殿
大雄寳殿は彿光山の本殿です。本殿前の広場は3万が集まれるほどの面積があるそうです。
本殿内には本尊の「釈迦仏」「阿弥陀仏」「薬師如来」が並んでいます。
大彿城
接引大仏は台湾最大の大仏で高さ37m。高さはそれほどではありませんが、圧巻なのは接引大仏と同じポーズの大仏が約500体も並んでいること。
笑ってしまうくらい多くの仏像がびっしりと並んでいます。
地蔵殿もありこちらはお地蔵さんがびっしり並んでいます。
彿光山の行き方
彿光山へは左營駅からバスで行くのが安くて便利です。
バス停はMRT左営駅を利用の場合は1番出口を出て左手、新左營駅を利用の場合は2番出口を出て左手のエスカレーターを降りると右手にあります。
乗り場は2番で直行バスが出ています。所要時間は30〜40分、彿山光紀念館→彿光山の順番で停まります。運賃は大人70元でiPassや悠々カードも使用できます。
3番からも彿光山のバスが出ていて「8501」に乗ります。
ただこちらは直行バスではなく路線バスなので時間がかかります。直行バスとは逆に彿光山→彿光山の順に停まります。
彿光山紀念館の乗降場所
彿光山紀念館は奥の建物になります。
彿光山の乗降場所
写真の手前方向が彿光山、奥方向が彿光山紀念館です。バス停から彿光山の入口までは徒歩3分くらいです。
バス停から写真右側の道を歩いてきて、Uターンし左側のゲートから入山できます。