ローカル鉄道を利用したアユタヤの行き方・まわり方・帰り方
世界遺産アユタヤはバンコクから北に約80km。日帰りが可能な距離のため数多くのツアーが組まれています。
しかしせっかくですからツアーを利用せず、旅情のあるローカル鉄道で行ってみましょう。ツアーよりもグッと安く自由度の高い観光ができます。気分は「世界の車窓から」ですよ。
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アユタヤへのおすすめルート
おすすめのルートは往路を鉄道、アユタヤではトゥクトゥクをチャータして遺跡をまわり、復路はロットゥ(乗り合いバン)にすることです。
バンコクは始発駅ですので出発が遅れることはほとんどありません。反対に帰りを鉄道としてしまうと遅延のリスクがあります。下手をすると列車が3時間も4時間も来ないこともザラにあるそうですので帰りはロットゥが無難だと思います。
鉄道の乗り方(アユタヤの行き方)
アユタヤ行の列車の始発駅は国鉄バンコク(ファランボーン)駅です。MTRファランボーン駅の改札を出て乗り換えます。
Exit2へ向かいます。地上に出たあと少し歩くと右手に国鉄バンコク駅が見えてきます。
国鉄バンコク駅入口に到着しました。ここで記念撮影をする人が多いみたいです。
チケットを買います。窓口は行先別に分かれていないのでどこの列に並んでも大丈夫。
アユタヤ行のチケット。列車番号は75、出発時刻は8:20、到着時刻は9:41。そして運賃(PRICE)にご注目ください。まさかの20バーツ!日本のひと駅分より安い!
外国の雰囲気が漂うプラットホーム。それにしても時代を感じる列車がズラリと並んでいますね。写真の左側にもホームが続いています。
チケットに記載してある通り列車番号は75、出発時刻は8:20。この列車に乗ります。ノンカイ(NONG KHAI)行きですが途中のアユタヤで降りることになります。
列車が走り出すと頭の中では「世界の車窓から」のテーマ音楽がエンドレスで流れます。エアコンがないので車内は蒸すかと思いきや、窓から入ってくる風がとても気持ちよく暑さをあまり感じません。
ほぼ定刻通り、アユタヤ駅に着きました!
アユタヤの観光客と思わしき人達はここで一斉に降りていきます。
アユタヤのまわり方
アユタヤ駅着いたたらトゥクトゥクをつかまえましょう。自転車という手段もありますが炎天下の中で広大な遺跡群をまわるのはハッキリ言って相当ハード・・・。
軽やかなサイクリングをイメージしているならやめておいた方がいいです。屋根もあり日差しを避けながらドアツードアで移動できるトゥクトゥクの利用が快適です。
乗る前に値段の交渉をします。相場は1時間当たり200~300バーツ。行きたいところを予め決めておくと交渉も楽になります。ゴネていると日本語で書かれたノートを取り出し、どうだと云わんばかりに見せてくるドライバーもいます。
「3時間2000バーツでまわってくれました。快適な観光ができてよかったです。」など感想が書いてありますが、私はボッタくりですと自ら言っているようなもの。逆効果だと思うけど・・・。ボッタくられないよう負けずに交渉を頑張ってください!
バンコクのトゥクトゥクと作りが違い対面式のベンチシートになっています。4人くらいなら楽に乗れそうです。
ロットゥの乗り方(バンコクへの帰り方)
ロットゥで帰る場合はトゥクトゥクのドライバーに言えば乗り場へ連れて行ってくれます。最初の交渉時にロットゥで帰ることを伝えておきコミコミの料金にしておけばスムーズだと思います。
バンコクまでの所要時間は1時間半前後。運賃は60バーツです。
到着はビクトリー・モニュメントのビクトリーポイント1(VICTRORY POINT1)です。往路もロットゥを利用する場合は写真右側が乗り場となります。BTSビクトリーモニュメント駅が近くにありますのでアクセスも便利です。
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