バンコクの気候とベストシーズン
熱帯気候のタイはイメージそのまま常夏の国。バンコクも1年を通して蒸し暑く一番涼しい乾季でも気温は30度前後まであがります。
冬にバンコクに向かう機内で、「気温は○○度との報告を受けております。」とアナウンスされると笑いが起ります。実際に飛行機の扉が開いた瞬間に日本とのギャップにびっくりしてしまうでしょう。
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バンコクの気候
バンコクは日本のような「暑い」「寒い」のはっきりした四季はありません。そのかわりに暑季、乾季、雨季の３つの季節に分かれています。
どのシーズンも外では夏の服装でほぼ大丈夫です。ただ建物や乗り物の中はかなり冷えているので羽織るものを用意しておきましょう。
暑季はいつ？
3月〜5月頃が暑季となります。暑季は1年でもっとも暑い時期で最高気温が40度を超える日もしばしばあります。
日差しの強さも暑いどころの話ではなく刺さるように痛いです。日本の日差しとは比べものにならないので、この時期は特に長時間外にいるのは控えておきましょう。
この時期になると雨量が少しずつ増えてきてより一層蒸し暑さがきびしくなってきます。5月中旬頃になるとスコールも増え始めます。
雨季はいつ？
6月〜10月頃が雨季となります。雨季といっても日本の梅雨のようにシトシトと雨が降り続く訳ではありません。滝のような激しいスコールが1〜2時間降ると急に晴れ間が広がりまたスコールがくるといった具合です。
スコールは想像を絶するもので台風時の豪雨のようなものです。特に9月〜10月は雨量が多くあっという間に道路が冠水してしまうことがあるので移動手段については十分な注意が必要です。
冠水してしまうと交通が混乱して身動きが取れなくなります。雨季だからといって一日中外出できないということはありませんが、この時期の観光は余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
乾季はいつ？
11月〜2月頃が乾季となります。気温がもっとも下がる時期で日本の初夏のようか感じです。最高気温は30度前後で朝方や夜間は20度を下回り肌寒く感じる日もあります。
乾季に入ると雨量が急激に少なくなり、1月〜2月になると雨はほとんど降らなくなります。天気の心配がいらないので快適な時期です。
おすすめ旅行シーズン
一番快適なのはやはり乾季です。バンコクとしては1年でもっとも気温も落ち着いており雨の心配がありません。あらゆる観光に適したベストシーズンと言えます。
短期でバンコクにいくのであれば11月〜2月の連休を利用しての旅行がベストでしょう。長期休暇でバンコク旅行を計画している方は暑季のGWでもなく、雨季のお盆休みでもなく、乾季ど真ん中の年末年始がおすすめです。
ただ快適さを求めるのであればおすすめは乾季ですが、世界的観光地のバンコクはどのシーズンでも楽しめます。イベントも年中あるのでその季節ならではの楽しみ方があるはずです。
熱中症や日焼け対策をバッチリして南国の暑さを楽しんでください。
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