夕日とアフタヌーンティーが楽しめる高雄の打狗英国領事館
1858年に開港した高雄港は現在も世界で屈指の取扱量を誇る大きな港で、かつては打狗港と呼ばれていました。
高雄港(打狗港)を一望できる高台の領事官邸と麓の領事館事務所は1879年に完成。このバロック様式の打狗英国領事館は台湾に現存する最古の洋館なのだそうです。
スポンサーリンク
領事官邸からの眺め
高台に建てられた領事館邸からの景色はまさに港町という雰囲気。
ところでなぜ打狗は高雄と呼ばれるようになったのでしょうか。打狗は「ターカウ」と呼ばれる地でした。「打狗」という漢字は犬を叩くというよい意味でないため、台湾が日本に割譲された下関条約後に音の近い「高雄(タカオ)」に漢字と呼び方が改められたのです。
高雄市街の反対側には西子湾が広がり高雄でダントツ人気の夕日スポットになっています。
行き来する船のシルエットが夕日とオレンジ色に染まった海に映えますね。
アフタヌーンティーを楽しむ
領事官邸内にはイギリス式ティーハウスの古典玫瑰園(ローズハウス)が入店しており本格的なアフタヌーンティーが楽しめます。
本物の英国領事館であった場所でいただくアフタヌーンティーは雰囲気格別ですよ。お値段は2人分で750元。紅茶も2人分セットになっているのでなのでそれほど高くはない気がします。
3段目段はサンドウィッチやキッシュ。
2段目にはスコーンやクリームブリュレ。
1段目はケーキがメインです。
一応のマナーとして一番下のティースタンドから順番にいただいていきます。取り分ける時はナイフとフォーフを使った方が美しいです。スコーンは手でちぎって食べましょう。
ただ食事を楽しむことが目的なのであまり堅苦しく考えずにいただきましょう。優雅なひとときを楽しみむことが一番のマナー、だそうです。
領事館事務室
領事館事務室の正面にはリアルな蝋人形が並んでいます。
事務室内では英国領事ジョン・ギブソンと清朝の曾憲徳との交渉の様子が再現されています。
1858年に清朝と英仏間で交わされた天津条約締結後、打狗港が開港しイギリスをはじめとする数多くの西洋の商人や宣教師が台湾を訪れるようになりました。
台湾の人々は未知の西洋文化や宗教に対し懸念や不満が溜まったおり争いが絶えなかったそうです。この緊張を解くため交渉がおこなわれましたが、残念ながら溝は埋まらず砲撃事件へと発展してしまったそうです。
スポンサーリンク
打狗英国領事館の行き方
打狗英国領事館は西子湾に面した30メートルの高台にあります。市街地の突端なのでアクセスは少々不便でMRTとバスかタクシーを乗り継がないといけません。
行き方
MRTオレンジ線で西子湾駅まで行き2番出口を出ます。タクシーで行く場合の所要時間は5分ほど、運賃は90〜100元ほどです。
バスで行く場合は2番出口を出たらUターンするとすぐにバス停が見えるので「99」か「橘1」に乗ります。ICカードはipassと悠々カードのどちらでも使用できます。
ひとつ注意ですが、バス停に立っているからといってバスは止まってくれません。タクシーのように手をあげるようにしてください。
降りるバス停です。バス内で「西子湾」と表示されたらブザーを鳴らします。終点ではないので気をつけてください。
バスを降りたらUターンをして少し歩きます。
左手に階段が見えてくるので登っていきます。全部で140段以上あるそうなので結構大変。30mほど昇るわけですから意外と息が切れます。
ようやく頂上に着くと・・・え、あれ、おもいっきり中華様式の・・・お寺?
場所を間違えたかと焦りますが、右側にちゃんと領事館の入口があります。
営業時間は9時〜19時(土日祭は21時)まで、入場料は大人99元、学生49元、子供39元です。チケット売り場には日本語のパンフレットも置いてあるので頼めば無料でもらえます。
帰り方
階段を降りたら駐車場を左手に見ながら横断歩道を渡ります。左方向に少し歩いていくと屋根付きのバス停が見えてきます。
来た時と同じく「99」か「橘1」に乗ります。「西子湾駅」も終点ではありませんが、ほとんどの人がここで降りるので流れについていけば大丈夫です。
スポンサーリンク