パタヤの異様な美術建築物 サンクチュアリ・オブ・トゥルース
東南アジアのサグラダ・ファミリアと呼ばれるサンクチュアリ・オブ・トゥルース(真実の聖域)はタイのパタヤにあります。
大富豪の私財により1981年に着工し現在も工事中です。完成は2025年?とのことですが果たして工期どおりに完成するのか。日本のサグラダ・ファミリアと呼ばれる横浜駅とどちらが先に完成するか勝負です。
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サンクチュアリ・オブ・トゥルースに行ってみた
入口ゲートをくぐった左手にチケット売り場があります。入場料は500バーツ。支払いを終えるとシールとレシートを受け取ります。
シールは胸に張り付け道なりに少し歩きます。レシートは途中で回収されるので捨てないようにしましょう。
見えてきました。
い、異様・・・。夢の中に出てくるような、ファンタジー映画のお城のような、なんとも不思議なフォルムです。
この階段を降りるとヘルメットを渡されます。
建物に近づく時に被るのですがワンサイズで紐もなくグラグラでした・・・。
水面に映るシルエットが異様さをさらに演出しています。
池と海に囲まれ、さながら水の城です。
建物前の広場では一日に数回タイ舞踊ショーがおこなわれます。
丁度ショーの真っ最中でした。みなさん笑顔が素敵です。
建物はすべて木材で金属は一切使っておらず彫刻もすべて手彫り。
あちらこちらから彫刻がニョキニョキ生えています。
内装も異次元に迷いこんだかのような空間。
彫刻は魂がふきこまれているかのようです。
寺院のような神殿のようなお城のような雰囲気。
タイ以外の様々な文化がミックスされています。
外観のぐるっと360度、内観の見渡す限り、すべてが彫刻で埋め尽くされています。
絶賛工事中なのでその数はまだまだ増えていくのでしょう。
この建築物は寺院ではなく17世紀から続くタイの木造建築技術の継承を目的とした美術品です。タイ語ではプラサー・サタンと呼ばれ、寺を意味する「ワット」を冠していません。
しかし数百年数千年の歴史を経れば、寺院と同様に神聖さを増していくことに間違いのない荘厳さを感じさせます。パタヤに来たなら絶対に訪れてほしいスポットのひとつです。
サンクチュアリ・オブ・トゥルースの行き方と帰り方
レンタルバイク以外の交通手段は限られます。市街地からはタクシー、バイク、ソンテウのチャーターでおよそ15分くらいです。
帰りはチケット売り場の横でタクシーを呼んでもらえます。料金はドルフィンサークルまで150バーツ。ビーチロード沿いが250~350バーツ程度です。少し面倒ですがドルフィンサークルまで行き、ソンテウに乗り換えれば安上がりです。
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