機内でできる乾燥対策
機内って地上と比べてとっても乾燥していると思いませんか?
やけに喉が渇くしイガイガするし、肌はつっぱるしカサカサするし、あきらかに乾燥しています。では実際の湿度はどれぐらいなのでしょうか。
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目次
機内の湿度はどれくらい?
驚かないでください。なんと10%ほどなんです。これは砂漠よりも乾燥していることになります。今、悲鳴が聞こえてきましたね。
なぜそんなに乾燥しているのか。その理由は結露による機体の金属疲労を防ぐためで、「あえて」乾燥させているのです。
複合素材をふんだんに使用したB787やA350などの機体では20〜25%と多少高めの湿度を実現していますが、それでも乾燥状態であることは変わりません。
乾燥を少しでも防ぐ方法
そこで機内でできる乾燥対策をいくつか紹介し隊と思います。少しでも乾燥を防ぎカラカラの状態からなんとか脱出しましょう。
①シアバターを使う
保湿力が抜群に高いシアバターは乾燥対策にうってつけです。口元や手先にも使えますので、リップクリームやハンドクリームを別々に持ち込む必要がなく一つで全身の保湿ができます。
またシアバターを髪に塗ることによって紫外線のダメージを防げますので、東南アジアの強烈な日差し対策にもなります。
②濡れマスクを使う
濡れマスクをしておけば常に湿った空気を吸い込むことができます。特に寝ているときは多少なりとも口でも呼吸をしてしまいますので、乾燥した空気を吸い込み喉がガラガラになるのを防げます。
③ホットアイマスクを使う
目元は乾燥しやすく特にシワができやすい部分。ホットアイマスクをしておけば保湿効果があり、安眠効果のおまけ付きです。
④水気のものを身のまわりに置く
テーブルの上に濡らしたタオルを置いたり、コップに水を入れて置いておくだけでも蒸気を発し加湿効果があります。電源不要で使用できるコンパクトな携帯用加湿器もあるので試してみてください。
⑤水分をこまめに取る
水分摂取は基本的なことですが、機内ではトイレに行くのが面倒だったり窓側だと隣の人に遠慮したりで水分を抑えてしまいがちです。
しかし乾燥は喉を痛めたり、身体から水分を逃してしまい脱水症状を招く恐れもありますので、予防のためにしっかり水分補給をしてください。
水分は利尿作用のあるお茶などのカフェインを避けた「水」がベストで、グビグビ飲むのではなく少量をこまめに飲むようにしたほうが効果的です。5〜7時間のフライトであれば1リットルが目安です。
⑥メイクは落としてすっぴんで搭乗する
機内でバッチリメイクをしておく必要はありません。メイクをしたままだとマメな保湿ができない上に肌の乾燥をさらに加速させるダブルパンチです。搭乗前にメイクを落としておき、空港やホテルに到着してから改めてするようにした方が良いです。
⑦飴をなめる
ペットボトルを飲み干してしまったり、シートベルト着用サインが出ていてドリンクを注文できないなど、常に手元に水分があるとも限りません。そんな時は飴をなめるようにしましょう。唾液の分泌を促しますので喉を潤しておくのに効果的です。
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