香港の交通機関の乗り方をマスターしよう
淡路島ほどの面積しかない香港ですが公共交通機関は非常に発達しています。
香港島から空港のあるランタオ島まで交通ネットワークが張り巡らされていて、その利用率はなんと90%を超え世界一なのだとか。観光客はもちろんですが、香港に住む人にとっても公共交通機関はなくてはならないものですね。
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オクトパスカード
オクトパスカードはエアポートエクスプレスやMTRなどの主要交通機関の乗車時に利用できるICカードでSuicaやICOCAと同じようなものです。使い方もSuicaなどと同じく改札の出入りや乗り降りする時にタッチするだけです。
値段は150香港ドル(内デポジット50香港ドル)でコンビニや駅窓口で購入できます。チャージはコンビニや駅窓口のほか、駅構内に備えてある「増値機」という機械で必要な分だけチャージができます。
交通機関だけでなくコンビニ、ファストフード店、スーパー、自動販売機など様々な場所で使用できますので非常に便利ですよ。なお有効期間があり最後のチャージから3年以内となります。
香港の交通機関
MRT(地下鉄)、バス、タクシー、フェリーなどをメインに交通機関は多種多様で、どこへ行くにもほとんど不便はありません。また乗り方も明確ですので簡単にマスターできます。
MTR(地下鉄)
旅行中の移動手段のほとんどはMTRになると思います。運行本数も多く時間も正確(日本ほどではありませんが)ですので安心して利用できます。乗降の際は車両とホームの間には扉があり、転落の恐れがなく安全で日本の電車よりも先進的といえます。座席は外国特有のプラスチック製なので長時間座るのはちょっと辛いかも・・・。
市内中に張り巡らされた路線は色分けされて初めての利用でもとても分かりやすいです。路線名は見慣れない漢字が多く覚えづらいので色で覚えておくという方法も良いかもしれません。
運行は24時間ではなく6時〜深夜1時頃までとなります。また駅構内と車内での飲食はペットボトルも含めて禁止されていますので注意してください。
タクシー
香港のタクシーはメーター制です。海外としてはぼったくりも比較的少なく利用しやすいですが、乗車時にちゃんとメーターを倒しているか確認してください。
タクシーは営業エリアが決まっておりそれぞれ色分けされています。縄張りがあるのですね。香港島と九龍などの中心部は「赤」、ランタオ島は「青」、それ以外は「緑」です。営業エリアを出る場合は乗り換えをしないと行けませんが、空港と香港ディズニーランドに行く場合はどのタクシーでも利用可能です。
空港アクセス
空港へのアクセスはエアポートエクスプレスが快適で便利です。10〜15分間隔で運行され、空港から香港駅までをわずか24分で結び時間も正確ですのでストレスもありません。停車駅は青衣駅、九龍駅、香港駅となります。それぞれの運賃は下記の通り。
・青衣駅 片道60香港ドル、往復110香港ドル
・九龍駅 片道90香港ドル、往復160香港ドル
・香港駅 片道100香港ドル、往復180香港ドル
エアポートエクスプレスパス
オクトパスカードも便利ですが、空港では「エアポートエクスプレスパス」というも購入できます。
エアポートエクスプレスの片道か往復とMTRが3日間乗り放題になりますので、短期旅行かつしばらく香港には来ないという方にはこちらの方が使い勝手がいいかもしれません。
・エアポートエクスプレス片道
+ MTR3日間乗り放題 220香港ドル
・エアポートエクスプレス往復
+ MTR3日間乗り放題 300香港ドル
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